澤田 勝成
Tweetニューアルバム発売中!! 澤田勝成 NARI 2 -天空海闊- CRCI-20576 ¥2,667+税 果てしなく広がる空、海へ・・・ 津軽三味線の可能性を極める!! |
収録曲
arrangement澤田勝成(4・8)aja〜彩〜(6.7.9.10) basic arrangement 黒木千波留(6.7.9.10) aja〜彩〜 津軽三味線:澤田勝成、尺八:上遠野衞、中国胡弓:土屋玲子、piano:黒木千波留、bass:永塚博之、 和太鼓・鳴り物:菅原光朗、vocal:斉藤優美子 KAI 澤田勝成・澤田成十朗・澤田成右衛門・澤田一成・澤田成之助・阿部賢太郎 ■曲解説 ◇津軽じょんから節(新節) 津軽民謡を代表する曲で津軽三味線曲弾きでは現在最も多く演奏されている曲です。 じょんから節は大きく分けて旧節(明治時代〜)・中節(大正〜昭和初期)・新節(昭和初期以降〜現在) の3種類があります。 (節廻し・リズムなどは時代と共に変化を遂げています。) ◇津軽じょんから節(旧節) じゃんから節のルーツと言われている曲。"じょんから"とは、浅瀬石川上河原(現 黒石市)の〔上河原 (じょうかわら)〕が〔じょんから〕になったと言われています。 新節とは少しニュアンスの違う、津軽魂の粘りを感じる曲です。 ◇津軽三下り 三味線には、3種類のチューニング(調子)があり(二上り・本調子・三下り)、三下りの調子がそのまま 曲名になった曲です。 力強さの中に哀愁があり、私自身とても大好きな曲です。初めて聴いた時は、 背筋がゾクゾクとしました。 ◇洋(うみ)の鳴(おと) 海には様々な表情があります。荒い波、穏やかな波、風、砂の音…。 津軽三味線のアンサンブルで「海」を表現しました!! ◇弥三郎変奏曲 弥三郎節は、1808年頃、嫁が姑にいじめられた実話をもとに、嫁が数え唄にして唄った津軽民謡です。 このアルバムでは、前半は元唄から始まり、中盤から初めての試みが・・。 ◇鬨(とき)の風(かぜ) ajaサウンドの各楽器の共鳴、響鳴をいかし、天空海闊をイメージして作曲しました。 遥かなる大地に響け、ajaサウンド!! ※『鬨』=大勢で士気を高める時に叫ぶこと。「エイエイオゥー」など。 ◇津軽の子守唄 全国各地には様々な子守唄があります。一般的にはあまり知られてはいませんが、津軽にも子守唄が あります。(このCDを聴き終えたら、ゆっくり おやすみください。) ◇炎―Homura― 邦楽器(三味線・尺八・笛・能管・太鼓 他)を使い『炎』の激しさをモチーフに、リズムは日本人なら誰でも 知っている"3・3・7拍子"をもとに構成しました。 (津軽を代表するねぶた祭りのかけ声「ラッセーラー ラッセーラー」も"3・3・7拍子"です。) ◇賽馬(さいま) 中国民謡のこの曲は、草競馬をテーマに作られた曲です。馬の嘶き、蹄の音など、中国胡弓を始め 各楽器で、この曲の楽しさを演出しました。 ◇銀の糸 この曲は「人の想い」と言う事をテーマにして、SAYaさん(作詞)と黒木さん(作曲)に作って頂いた曲です。 歩んできた道・これから進む道を「銀の糸」に例えたそうです。 (三味線の糸にも!)自分への応援歌として聴いてください。 |