宮西 希


4月23日生まれ
日本の伝統楽器「箏(koto)」を用い、その奏法と特色を活かしつつ、洋邦に通じた独自の音楽理論と豊かな感性のもと、自らKotist (コティスト) と称して、J-Trad. POP (J-トラディショナルPOP) の新しいカタチを表現している唯一のアーティスト。
 
独奏はもとより、ギター、キーボード、アコーディオン等とのセッションからピアノ、Wベース等とのJAZZトリオやロックバンドまで、その演奏スタイルは幅広く自在にチューニングを変えることで、あらゆる楽器との共演も可能にしている。ストリートからコンサートホールまでその場所を選ばず、ジーパンやミニスカートのまま、そして専用スタンドにより立ったままの自由なポジションで演奏し、最近では『ザ・コブラツイスターズ』のシングル「サクラサク平成十七年」に参加する他、テレビ/ラジオ番組では『RAG FAIR』『坂崎幸之助』『川村結花』『齋藤 誠』他多くのアーティスト達とのセッションなども、注目を浴びている。
伝統継承を重んじる箏曲演奏ではなく、従来の箏奏者と一線を画しジャズ、ロック、ポップスなどに代表されるポピュラー・ミュージックと「箏」という楽器との融合を見事に実現させている。ジャンルを問わない楽曲をリクエストに応じてその場で即興演奏を行う(本人いわくKOTOっちゃう)ライブ・パフォーマンスなども話題となっており、各地でイベントや番組出演等 を多数こなしている。
表現力の豊かさだけではなく、 作曲から編曲までを自らでこなすオリジナルのインストゥルメンタル作品の数々も、 内面から滲み出る美しさとエネルギーに溢れ、聴く人の心を揺さぶるほどに印象深い。多くの楽曲がTV番組等に起用され、毎日のようにオンエアされている。彼女が紡ぎだす箏の音色は、聴く人の固定観念を打ち崩すほどにあたたかく、パワフルで、そしてとてもやさしい。 伝統やしきたりにはこだわらない、全く新しい感覚をかね備えているニューエイジ・アーティストである。
母の手ほどきをうけ箏を始め3歳で初舞台をふむ。東京芸術大学卒業後、日本、中国、韓国の3カ国の伝統楽器奏者によって構成される楽団「オーケストラ・アジア」の正式メンバーとして海外公演等も行っている。
2002年秋、オリジナル作品によるアルバム「Steps to the Moon」で待望のソロでビューを果たす。
以後ライブ活動のほか、CM音楽制作(クリナップシステムキッチン)、ラジオのパーソナリティー(Kiss-FM、KBS京都ほか)まで、音楽的にもよりグローバルな創作/演奏活動を精力的に展開。
2004年に清水信之プロデュースによるオリジナルアルバム「Eternal feeling」をリリース。
今春4thアルバムとなるJ-POPのラブバラードを集めたカバーアルバム第2弾「ちょっとひとりKOTO 2」リリース。新しい可能性を常に追求する演奏と音楽作品を作り続けている。

『宮西 希』オフィシャルサイト http://kotist-nozomi.com